暗号資産急騰:米国インフレデータでビットコイン、イーサリアム、XRPが上昇
暗号資産 8 days ago
米国消費者物価指数(CPI)の発表を受けて暗号資産市場が急騰し、ビットコインは年間インフレ率2.7%という穏やかな数値を受け12万ドルを突破。予想を下回る数値にトレーダーは歓迎ムードとなり、MACDなどのテクニカル指標も強気サインを示した。ビットコインは現在、週間高値の122,335ドルを目指しており、史上最高値の123,218ドルへの挑戦も視野に入れている。
イーサリアムも同様に上昇し、10億ドルのスポットETF資金流入を背景に6%上昇して4,400ドルを突破。このアルトコインの急騰により、2021年の高値4,878ドルをテストする可能性が高まり、5,000ドル突破を予想するトレーダーもいる。XRPは2%上昇し、リップルとSECの長年の紛争が決着したことで法的明確性を得たことが追い風となった。
モルガン・スタンレーのエレン・ゼンター氏は、このインフレデータによりFRBの利下げが現実味を帯び、リスク資産が後押しされると指摘。コアCPIは年間3.1%上昇と予想をわずかに上回ったものの、市場にとって許容範囲内だ。アナリストは暗号資産の変動が続くと予想し、トレーダーはラリーを活用するためアルトコイン戦略を練っている。