ロサンゼルスのホームデポ店でICEの摘発が激化
政治 6 days ago
ロサンゼルスでは、ホームデポの駐車場がICE(移民関税執行局)の摘発現場と化し、不法就労者を狙った連邦当局の作戦が展開されている。最近では高速道路での死亡事故を伴う追跡や多数の逮捕が発生し、人種プロファイリングと移民強制執行を巡る議論が再燃。トランプ政権は摘発を正当化する一方、活動家らは当局が裁判所命令に違反していると非難している。
「オペレーション・トロイの家」と名付けられた作戦では、当局者が変装したり労働者を待ち伏せしたりすることが多く、ラティーノ系と見られる人物を片っ端から質問する手法が取られている。長年日雇い労働者の集まる場所だったホームデポは、移民取り締まりの焦点となった。支援者らはこの手法が憲法違反だと主張し、多くの逮捕が司法令状なしに行われていると指摘する。
法的な異議申し立てにも関わらず、サンバーナーディーノからイングルウッドまで南カリフォルニア全域で摘発は続く。ロサンゼルスのカレン・バス市長は作戦を違法と非難する一方、日雇い労働者らの不安は高まるばかりだ。この状況は、同地域における連邦当局の執行と移民の権利との間の継続的な緊張を浮き彫りにしている。