トップショップ、ロンドンでスター集結のランウェイとノスタルジックな復活を果たす
エンターテインメント 4 days ago
トップショップは7年ぶりのランウェイショーをトラファルガー広場で開催し、ファッションシーンへの鮮烈な復帰を果たした。カーラ・デレヴィンヌやアドウア・アボア、サディク・カーン・ロンドン市長らが出席したこのイベントでは、2025年秋冬コレクションを披露。大胆なガウン、クラシックなTシャツ、目を引くアロエベラカラーのフェイクファーコートなどが注目を集めた。デレヴィンヌは「トップショップが自分のファッションの旅を形作った」と語り、再始動を「ノスタルジアと斬新な革新の融合」と表現した。
現在デンマーク資本が大半を占める同ブランドは、シャープなテーリングとモダンなユーティリティピースでハイストリートでの存在感を取り戻すことを目指す。ミシェル・ウィルソン最高責任者は「ロンドン発信」にこだわり、デザインを北ロンドンで手掛ける方針を強調。小売業界の課題はあるものの、品質と高級化に注力し、市場の高価格帯をターゲットにしている。
実店舗の展開も計画されているが、オックスフォード・サーカスの旗艦店は新しい入居者のため再開されない。デザイナーのウェイン・ヘミングウェイは「ノスタルジアだけに頼らず、若い世代と繋がるべき」と警告。トップショップの復活は、その遺産と現代的な魅力を融合させ、新たな時代のファッション愛好家を鼓舞することを目指している。